顔のたるみの原因

前回のページではたるみについて、たるみがいかに女性にとっての大敵であるのかについて詳しく説明しました。簡単にまとめますと、たるみ同様に女性の美容面での気になる要素として「シミ」や「シワ」があります。しかしそれらは、一見して見れば分かるので、普段からそれらを気にした過ごし方ができます。その一方、たるみについては、普段からの認識がしにくいという点があります。なぜなら顔は毎日眺めますから、たるみが段々と進行していても、なかなかその変化に気付けません。そういう意味でたるみは女性にとって要警戒の大敵と見なされがちです。そこで今回のページでは、たるみが顔にできる場合に、その原因について追求していこうと思っています。

たるみが顔のできる場合、それはどの部分でしょうか。その代表として思いつくのはやはりアゴではないでしょうか。また、頬にもたるみはできてしまいがちです。顔にたるみができてしまう原因にはいくつかの要素があります。それらをひとつひとつひも解いて、対応策を見出していきたいと思います。

顔にはもちろん皮膚がありますが、皮膚はいくつかの「層」に分かれています。その中でもたるみの原因となるのが、「真皮層」です。この真皮層が衰えてしまうことで、お肌はそのハリや弾力といった要素が低下していきます。そのことが直接、たるみの原因となっていきます。顔のたるみが気になっているという人は、この真皮層の弱まりを気にしてみるのが対応への第一歩という場合が多いものです。

上記で、皮膚にはいくつもの層があると述べました。これはつまりどういうことかといいますと、私たちの肌はいくつかの層で成り立っています。それらの層がいわばミルフィーユ状に何層にも重なり合うことで成り立っているのが私たちの肌の構造です。それらの層が互いにうまく折り重なっているうちはハリのあるお肌をキープできますが、何らかの要素によって、層と層とか折り合うのが難しくなった時に、それがたるみとして表面に現れてきます。

顔のたるみが気になっているという人は、このお肌に仕組みとしてのミルフィーユのことをイメージしてみると、自分自身のお肌の中で何が起きているのかが、ある程度分かってくるかもしれません。それでは次回のページでは、顔のたるみがどうして生じてしまうのかについて、その理由と対策方法についてお伝えしていきます。